自分をどう見せるか

　こんにちは。今日は「自分をどう見せるか」について書いてみたいと思います。人間というものは、自分を他人からできるだけ良く見てもらい、高い評価を得たいと思うものです。従って、第一印象をよくする為の工夫をしたり、言動に気を付けたり、話す内容を選らんだりします。
　婚活で見合いの際によく言われることがあります。それは第一印象が大切なので、清潔感のある服装をするべきであると言うことです。特に服装、髪型には気を付けるよう指導されます。また表情や姿勢も大切なので、笑顔を絶やさず、相手の目を見て話しなさいなどとも指導されます。第一印象が大切だと言うことがよく言われますが、見合いなどの場合は、この第一印象で８割以上の意思決定がなされると言われています。別の言い方をすれば、人間には、人と会ってほんの数秒で相手の本質を見抜く力があると言うことかもしれません。
　さて自分を、相手にどのような人間だと思ってもらいたいかについては、工夫次第である程度希望が実現することがあります。自分は論理的であることを理解して欲しい場合は、説得力のある話し方をするべきです。ポイントを簡潔に話し、自分の強みなどもエピソードやたとえ話などを交えて分かりやすく説明することが必要です。また否定的な言葉はできるだけ使わず、前向きな言葉を使い、「できる」「やってみる」と言う表現を多く使いたいものです。
　さらにどのような場面でも、一貫性が必要であるので、自分らしさとまじめさを常に意識するべきです。仕事をしている時とプライベートでは全く姿勢が異なるとか、男性と接する時、女性と接する時では全く態度が異なると言うような人では誰からも信用されなくなります。自分はこう見られたいと言うことを意識することは必要ではありますが、嘘をついてはいけないし、相手をだましてはいけません。
　これまで見せる側の立場で話をしてきましたが、見せられる側に回ると、ぼんやりしていると騙される場合も出てくるということです。第一印象を信用し過ぎると事実と異なる場合も出てきます。第一印象を信用しつつ、その人の行動そのものを注意深く観察することも必要です。また必要以上に自分をアピールするような人は、注意が必要です。周りの評価なども参考にし、正確な判断が求められます。
　見せ方は大切ではありますが、時間をかければ本物でない場合は必ずぼろが出ます。普段から表面的なことだけでなく、本質を磨く努力が求められているということのようです。