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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/06/23

心配すること

 こんにちは。今日は心配することについて書いてみたいと思います。先日、本を読んでいたら面白いことが書かれていたので読み進み、自分にも妻にも当てはまることがあるような気がしたことがありました。

 一人の罪人が王様の前に引き出されました。王様は彼に言いました。「お前には二つの選択肢がある。一つは絞首刑。もう一つはあの黒い向こう側で刑を受けること。さあどっちを選ぶ?」罪人は即決で絞首刑を選んだそうです。この話は、既知と未知についての話です。「どうせ死ぬなら自分の良く知っている方法で死んだ方がましだ。」と思ったのでしょう。「死ぬのはどっちでも同じだ。何事も経験だ。知らない方法に挑戦してみよう。」などとは考えなかったようです。(ものの見方が変わる、座右の寓話、戸田智弘著、DISCOVER参照)

 このような選択を迫られるようなことは一生のうちに何回か訪れます。このままの状態で我慢しようか?新しい仕事に挑戦しようか?ここに住み続けようか?どこか別の場所で暮らそうか?このまま我慢しようか?結婚しようか?離婚しようか?

 未来はいつでも未知であり、見えないし、想像もできません。従って心配して不安になることは当然です。しかし過剰に心配することもないような気がします。

私は子供の頃はいつも通常の人の数倍心配性でした。小学校を卒業して中学に進むときには、中学でいじめられないか、勉強はついて行けるか、友達はできるか、このほか沢山のことを心配していました。また高校から大学に進むときにも同じような心配をしました。更には外国に転勤になった時にも様々なことを心配しました。言葉は通じるか?車で事故を起こさないか?病気はしないか?これ以外にも沢山の心配をしました。

 これらを経験して、自分で自覚したことがあります。

①自分が想定した悪いイメージのことが起こる可能性は極めて低いこと。

➁仮に想定したことが起こっても自分で何とかすることができること。

➂様々な未知のことが起こるたびに、自分はわずかながら成長すること。

これらを自覚してからは、あまり新しいことが起こり、自分がそれに立ち向かわねばならないような時が来ても、慌てず、冷静に対処できるようになってきました。

 妻は、私の子供の頃のようなところがあり、色々心配事を自ら作って心配しているようなところが見受けられます。過剰な心配をしているように私には見えますが、それは自分の心の中で心配事を増幅させていることでもあります。そのようなことは実際には起こり得ないようなことを自分自身で作り出し、それにおびえておじけづいてしまう状態が時々見られます。上記①②③を思い出し、過剰な心配をせぬよう話をしようと思います。

 婚活についても、色々心配し過ぎて、前に進めないタイプの人に時々出会います。このような人に出会った時に私が最初に言うことは、「心配していることの9割は起こりません。また仮に起こっても人間は必ず自分で解決できる力を持っていますから、まず前に進んでください」と言います。

 物事を実際に行うことに意味があり、心配して何もやらないことには、何の意味もないと思います。

心配すること
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JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)

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