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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/07/11

仮交際中の相手を断るタイミング

 見合いが成立してお互いが交際したいという意思が確認されると、いよいよ交際が始まります。一般的なパターンを紹介いたしますと普通のケースでは男性側から、ファーストコールをして、デートが始まります。食事に行く場合もありますし、美術館などに行く場合、演劇などを見て楽しむ場合、スポーツを観戦することもあります。それぞれの好みに応じてデートを重ねます。このデートを開始して相手の方がどのような方なのかを確認する期間、この期間を仮交際期間と呼んでいます。この期間は、同時進行的に複数の方々とデートをする場合が多いようです。この期間に相手の方の性格、家庭の状況、現在の仕事の状況、経済力など様々なことを確認しながら、より深く知る努力をお互いがする期間と言うことになります。結婚相談所によって異なりますが、仮交際からこの後の真剣交際まで通常は3カ月程度を想定しています。

 この仮交際期間中にお互いの状況を確認する中で、当初想定していなかったことが判明する場合があります。例えば、当初は東京で暮らすことを想定していたのですが、つい最近事情があり、仕事を辞めたことがわかり、田舎に帰ることが決まっているようなケース、またお付き合いしている中で、金銭的な感覚が極めて厳しい面があり、この先ついていけそうもない事が判明した場合、家族、特に母親の関与が著しく表面に出てくることが分かった場合、当初は誠実な方だと思っていたのですが、最初に話していた内容と最近話す内容で齟齬があるような場合、など数え上げたらきりがないほどの色々なケースがあります。このような時、どうするべきかですが、このような時はまず最初に悩まずに結婚相談所のカウンセラーに相談してください。カウンセラーは様々なケースをこれまで見てきていますので、どうすれば良いのかの正しい提言ができるはずです。

 この時考えていただきたいことは、あなたが、すっきりしないまま、交際をだらだらと続けている場合は、相手の方は、自分自身のことを理解して認めてくれているものと思うはずです。このような誤解の下で、更に数回会って、交際を重ねることは、あなた自身の心の中に更にストレスがたまり、相手の方の心の中には事実と異なる思い込みが蓄積されていきます。このような状態に耐えられなくなったあなたが、最終的にお断りの宣言をする場合、相手の方はどう思うでしょうか?最初に思うことは、なんでもっと早く言ってくれなかったのだろうか?もっと早く言ってくれたら、別の方と再度お見合いをして交際が発展していたかも知れなかったのに、この失った機会損失をどうしてくれるのかと思う人もいるはずです。

 このような事態を起さないためにも、仮交際中に自分がどうしても納得がいかない場合は、早めに決断して、お断りをするべきです。これはあなた自身のためであり、相手の方への配慮でもあります。つまり心のこもらない交際を絶対にするべきではないと言うことです。また、相手を傷つけまいとして自分では配慮したつもりが、相手に致命傷を与えるようなショックを与えることさえあることを自覚するべきです。

 仮交際、真剣交際、結婚と発展していきますが、どの段階でも自分の心がどうしても納得できない事態が発生したら、できるだけ早い段階でそれをつぶしてください。別の表現をするなら、我慢はしないでくださいと言う意味です。理想的な夫婦は、何でも言えて、何でも相談できる関係です。これから先何十年も付き合う訳ですから、お付き合いの段階で問題があったら、同じ屋根の下で毎日暮らせますか?

 人間が生きると言うことは、耳障りの良い事ばかりをしゃべるのではなく、死ぬか生きるかというようなことも時々言わざるを得なくなるものです。特に婚活と言うものは表面的には優しく穏やかに見える場合もありますが、実際には命がけの戦いでもあります。

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