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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/07/18

孤独感

 こんにちは。今日は孤独感について書いてみたいと思います。先日新聞を読んでいたらこんな見出しが目に入りました。「職場で『いつも孤独』8%」というものでした。何の事だろうと思って記事を読み進めると、企業や役所で働く人2万4000人を対象に仕事における孤独感を調査した結果でした。仕事での孤独感は、「ほとんどいつもあった」8.3%、だったそうです。週61時間以上働く人では15.8%に上がり、週60時間以下の人に比べ約2倍であったそうです。男性は女性に比べて高く、未婚や年収400万円以下の人は孤独感が強かったようです。(2025年4月20日、読売新聞朝刊)

 私がサラリーマンを始めたころは、長時間を通り越して、徹夜マンと言われるほど長時間労働でした。しかし、時々孤独感は感じましたが、思いつめるほどの孤独感ではなかったような気がします。その理由は、周りに同じような人が大勢おり、その人たちとお互いに慰めあったり、教えあったりして励ましあいながらの労働だったからかもしれません。また自分自身の心の中に、今はこのような長時間労働であるが、いずれはこれも終わるはずだという根拠のない自信のようなものもあったからかもしれません。

 ところが現代の若者は、働き詰めで、人とかかわる時間が取れないという実態がありそうです。企業内では競争が激しく助け合いなどという感覚は少なく、成果主義が重視される環境の中では、正直に本音をさらけ出す環境にはなく、どうしても自分一人の心の中にしまい込む傾向にあるようです。

また、未婚で年収が400万円以下の人たちに孤独感を感じる傾向が強い点は気になります。結婚やパートナーの不在は単に家族を持っていないということ以外に、「自分を支えてくれる人がいない」「誰にも必要とされていない」という感覚になるのかもしれません。収入の問題も孤独感に加えて将来の展望も開けないという感覚につながるのかもしれません。

 孤独感というものは、独りぼっちということではなく、他人とつながれない自分を自分自身が認めることだと思います。そうだとすれば、どんな小さな、つまらないことでもよいので、他人としゃべる機会を意識的に増やすことが必要だと思います。上司とも同僚とも、メールではなく、直接話す機会を増やすこと。残業を減らす方法を考え、会社以外の人とも話す機会を作ること。マッチングアプリでも婚活でもよいので、異性との会話を増やすこと。このようなことをスタートとして、多くのことに自分自身が触れる機会を増やすことが必要だと思います。

孤独感
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JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)

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