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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/09/22

婚活に学ぶ江戸時代の鯨漁の知恵

 こんにちは。今日は一見関係なさそうな「江戸時代の鯨の取り方」をテーマにしつつ、婚活や結婚相談所での活動に活かせる知恵について考えてみたいと思います。

江戸時代の鯨漁と習性

 川北義則氏の著書『一流になれる人、二流で終わる人』(PHP文庫)には、江戸時代の漁師たちが夫婦の鯨を捕らえる際の方法が紹介されています。漁師は必ず雌から狙うそうです。理由は簡単で、雌が捕まると雄はその場に留まりますが、雄が先に捕まると雌はすぐに去ってしまうからです。つまり、二頭を仕留めるためには雌を押さえる必要があったのです。

雄が雌のそばに残る姿は、どこか人間社会における「男性の責任感」にも重なります。

婚活と雄の鯨の覚悟

 婚活の現場でも似たようなことがあります。見合いやデートで相手の魅力的な一面(優しさや頼りがい)に惹かれても、それだけで判断してしまうと後で失敗することがあります。結婚は長期戦です。だからこそ、「相手のために踏ん張れる覚悟」を持っているかどうかが大切になります。

雄の鯨のように、相手のために留まり続ける強さ。これは結婚生活を成功させる上で、男女問わず必要な姿勢です。結婚相談所のカウンセラーも、「見合いでは印象だけで決めず、相手がどんな時に踏ん張れる人かを見極めることが重要」とよく言います。

結婚相談所で学ぶ「観」と「見」

 剣豪・宮本武蔵の『五輪書』には、物事を捉える際の二つの目「観」と「見」が説かれています。

  • … 全体を俯瞰して見る目
  • … 目の前の細部を見る目

婚活や結婚相談所での活動でも、この考え方が役立ちます。デートでの優しさや話の面白さ(見)に惹かれつつも、金銭感覚や価値観の相性、家族との関係(観)をしっかり見極める。この両方を兼ね備えてこそ、見合いから成婚へと進めるのです。

まとめ ― 婚活に活かす鯨漁の知恵

 江戸時代の鯨漁の知恵には、婚活や結婚生活にも通じる教訓があります。結婚とは、相手のために踏ん張る覚悟を持ち続けられるかどうかの連続です。そして、それを支えるのは「観」と「見」の両方の目。

あなたは雄の鯨のように、相手を守り抜く覚悟を持てるでしょうか? そして、婚活で出会う相手の「森」と「木」の両方を見抜くことができるでしょうか?

婚活に学ぶ江戸時代の鯨漁の知恵