2025/12/29
クリスマスプレゼント
あなたは今年のクリスマスに、プレゼントをもらいましたか。
私は妻からコロンをもらいました。
では、妻には何を贈ろうかと聞いてみると、半分冗談のように「金貨がいい」と言います。
それはさすがに高いので、「もう少し安いものは?」と聞き直すと、「特に欲しいものはない」との返事でした。
ひとまずそのままにしてありますが、いずれ何か見つけてプレゼントしようと思っています。
このように、たとえ夫婦であっても、プレゼントのやり取りをすることは、夫婦円満を保つ一つの方法なのかもしれません。
今朝、ラジオを聴いていたら、面白いクリスマスプレゼントの話が紹介されていました。
最近は、会社やお店でネットワークトラブルが起こり、業務全体が止まってしまうことが時々あります。
つい先日も、アサヒビールやアスクルが外部からの侵入を受け、大きな混乱が起きました。
この2社はいまだ完全には復旧しておらず、在庫管理や売上処理が思うように進まず、通常の販売ができない状況が続いているそうです。
居酒屋からアサヒビールが消え、アサヒのグラスにサントリーのビールが注がれて提供される――そんな話まであるようです。
少し話が横道にそれました。
今朝のラジオの主役は、アメリカのあるスーパーマーケットの出来事でした。
クリスマス前日、店内は料理用の肉や魚を買い求める人であふれ、レジには長蛇の列ができていました。
ところが突然、ネットワークなのか電気系統なのかは分かりませんが、レジの精算が完全に不能になってしまったのです。
お客は買い物かごを手にしたまま、支払いもできず、別の店へ行く時間もなく、途方に暮れていました。
すると、しばらくして店内アナウンスが流れました。
人々が耳を澄ませる中、放送されたのは次の言葉でした。
「本日お買い上げいただいた商品は、すべて当店からのクリスマスプレゼントとさせていただきます。今年もご愛顧いただき、ありがとうございました。」
何と素晴らしいプレゼントでしょうか。
この思い切った判断と粋な計らいに、感謝しない人はいなかったはずです。
とっさの判断であっても、こうした“おしゃれな決断”ができるかどうか。
商売でも、人生でも、その差は大きいように思います
私も、妻へのプレゼントについて、もう少し粋な方法を考えてみたい――
そんなことを思ったクリスマスでした。

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