2026/03/19
犬猿の仲と嫁姑問題 ― 仲の悪いものに共通する背景とは?
こんにちは。今日は「仲の悪いもの」について考えてみたいと思います。
昔から「仲の悪いもの」として代表的に挙げられるのが 犬と猿 です。なぜ犬と猿が仲が悪いのか、その理由ははっきりとは分かりませんが、昔話や日常の言い回しにも「犬猿の仲」という表現が残っていることからも、確かに両者は相容れない存在とされてきました。
犬と猿 ― 性格の違いから生まれる不和
犬は忠誠心が強く、秩序を重んじる性質を持っています。一方、猿は自由奔放で賢く、時にずる賢い行動を取ることもあります。犬の立場からすれば、そうした猿のふるまいが許せないのかもしれません。
しかしながら、昔話『桃太郎』では犬と猿とキジが協力して鬼退治に挑みます。ここから学べるのは、たとえ普段は仲の悪い関係であっても、共通の目的や目標があれば協力できるということです。これは現代社会の人間関係にも通じる教訓でしょう。
嫁姑関係 ― 人間社会の「犬猿の仲」
もうひとつ、昔から仲の悪い関係として語られてきたのが 嫁と姑 の関係です。私自身の家庭でも、嫁と姑の関係は激しく、間に入った私はどちらからも責められる立場で非常に苦労した経験があります。
では、なぜ嫁姑関係は犬猿の仲のようにこじれやすいのでしょうか。
私なりの解釈では、母親は我慢や犠牲を払いながら息子を育て上げます。その息子を、ある日突然「嫁」という同性に奪われたように感じるのではないでしょうか。父親はそのような感覚を持たないでしょうから、これは女性特有の心情なのかもしれません。
嫁姑問題はいつから始まったのか?
実は、歴史的に見ると嫁姑の関係が悪化したのは 平安末期以降 だといわれています。
それ以前は「婿入り婚」が一般的で、男性が女性の家に通う形でした。そのため親子関係は母と娘であり、いがみ合うことも少なかったと考えられます。
しかし、やがて「嫁入り婚」が主流になると状況は一変します。さらに江戸時代になると家の財産権が確立し、姑からすれば「家の財産を嫁に奪われるのではないか」という不安が生まれ、それが対立をさらに激化させました。現代の嫁姑問題は、この歴史的背景の延長線上にあるといえるでしょう。
共通の目標があれば和解できる?
「犬猿の仲」といわれる犬と猿でさえ、『桃太郎』の物語では力を合わせて鬼退治を成し遂げました。
それと同じように、嫁姑問題も 共通の目標 を持つことで解決に近づくのではないでしょうか。たとえば一緒に事業を立ち上げる、あるいは家庭内で協力し合って同じ目的に向かうなど、同じ方向を見つめることで敵対関係は協力関係に変わるかもしれません。
まとめ
仲の悪いものとして語られる「犬猿の仲」と「嫁姑関係」。一見すると相容れないように思えますが、根底には 価値観の違いや立場の衝突 があります。そして、それを超えるためには「共通の目標」や「協力し合う理由」を見つけることが大切です。
もしかすると、犬と猿、そして嫁と姑の関係も、桃太郎の鬼退治のように力を合わせる日が来るのかもしれません。
👉 人間関係で悩んでいる方は、相手と「共通の目標」を見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。

JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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