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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2024/12/04

お結び課

こんにちは。今日はお結び課について書いてみたい。今朝TVを見ていたら、NHKのニュース番組の中で、「お結び課」が紹介されていた。最初は何の事だろうと思って見ていたが、それは佐賀県武雄市で行っているユニークな婚活サポート事業のことであった。武雄市は九州佐賀県の西部に位置し、人口5万人ほどの雄大な山々に囲まれた自然にあふれた市だそうだ。温泉や焼き物などが有名な市のようだ。

 ここで始まったお結び課の活動が面白い。武雄市の「武雄ポータル」を見ると、「結婚したいあなたを応援します。お結び課です」と見出しが出てきて、その後に、お問い合わせ先の電話番号やメールアドレスなどが出てくる。更にはお結び課の概要、お結び課への登録、縁結び支援の流れ、ご成婚者の喜びの声、などが登場する。このお結び課は、2010年から結婚を望む独身男女の出会いを支援しているそうだ。入会金や会員料などは一切取らずに活動している。人口減少や少子化に貢献することが目的のようであるが、表面には出てこないが、この活動を通じて市の活性化を図ることが大きな目的のように思われる。

 このお結び課が主催するお見合いは、1対1で行うことが前提で有り、これ以外の制約は特にないようだ。武雄市住民のみが対象ではなく、全国どこから応募してもよいが、見合いは、武雄市で行なう事が前提だそうだ。このお見合いは、前提は15分の見合いであり、近くでお見合い課の人が両者の会話を聞いていて、その話の内容をカルテという書類にまとめて、次の見合いなどに活用しているようだ。TVではお結び課の課長さんが登場していたが、「町作りは人つくり」であるとおっしゃっていたが、このような地道な努力がきっと立派な町作りにつながるように思われる。

 東京都を始め、全国の自治体が最近急にこの婚活に動き始めたが、自治体主導のこの種の活動は、この活動を本当に推進する担当者の熱意と馬力によるような気がする。自分のことを振り返ると、若い頃「見合いなどしなくっても」何とかなるという生意気な気持ちと、「見合い」と言うものは、人為的に男女の出会いを作り上げるものであり、半分馬鹿にするような気持ちさえあったような気がする。しかし、大人になって、私は恋愛結婚ではあったが、離婚も経験した。その結果分った事がある。それは、恋愛結婚も見合いも、優劣を付ける意味はなく、どちらでもよいが、制度としては、見合いの方が、より合理的な気がしてきている。見合いの結果恋愛に発展するか、偶然会って恋愛するかの違いだけであり、それ以外の差では、身元がはっきりしていて、収入、趣味などが最初からわかっている見合いに当然軍配が上がるような気がする。

 独身者の寿命は結婚している人に比べて極端に短いという統計資料もある。若い独身者、中年の独身者、ややお年を召した方々、お結び課を利用するも良し、他の結婚相談所を利用するも良しであるが、思いきって第一歩を踏み出すことを希望する。因に私が婚活の第一歩を踏み出したのは67歳の時でした。

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JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)

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