こんにちは｡今日は始める勇気について書いてみたいと思います。私は２年前の今頃会社の健康診断で歯のぐらつきを指摘され、指示に従って歯医者に行きました。長年放ってあった事もあり、指摘された歯以外にもいくつも問題があることが分かりました。覚悟を決め、徹底的に治療することにしましたが、連続して２年間通った訳でもありませんが、ようやく最近一段落しました。

　歯医者にはできれば行きたくないし、病院での注射もできれば避けたいと思うのが普通の人です。痛いものは避けたいと言う人間の心理は容易に理解できますし、痛くなくても自分の気の向かいないものは避けるという気持も理解できます。人間は本来、怠け者ですから、できるだけ、苦労はしたくないし、楽をしながら過したいと言う欲望がある為、気の向かないものに着手することを先延ばしする傾向があります。いつかはどうしてもやらなければならない事であっても、今しなくても良いならやらない、これが普通の人間です。

　以前読んだ新聞記事に、この怠け者の私にちょっとだけ、着手のタイミングを早めるヒントとなることが書かれていました。(２０１２年５月２９日、読売新聞朝刊、小宮一慶の入門仕事力参照））「時間の使い方の下手な人を見ていると、始めるのが遅い人が多いように感じます。先ず始めてみると言うのが、時間活用の第一歩で、早く終わらせるコツです。始めようと思ってだらだらしている間に時間がなくなる事はよくありますが、始めてみると意外に早く終わることも多いようです。私の好きな英語のことわざに、Once done is half done.と言うものがあります。一旦始めたら半分終わったものと同じだと言う事です。そう思っておっくうがらずに手を付けるようにしています。」と述べておられました。小宮氏は始めるコツを二つ紹介しています。まずは、机の上をきちんと整理すること。二つ目は、次の作業に少しだけ取りかかっておくこと。この二つを提案されています。

　私はもう一つ、普段工夫している事があります。それは、その日にどうしても終わらせるべきものを、書き出し、プリントして机の上に置くことです。また、何も考えずに、そこに書かれていることを、順番に着手することです。着手前に自分に何かを考えさせる余裕を与えないということです。

　自分の人生は長そうで短いもののようです。早く始めて早く終わらせる。これを続ければ、自分を僅かでも進歩させたり、変化させたりできるような気がします。The sooner the better.善は急げ、と言うことわざもあります。

　さて、これを婚活に当てはめるとどういうことが言えるのでしょうか？あなたは私が歯医者や病院を避けているようなことはないですか？いずれ行かねばならない歯医者なら、今行くことをお勧めします。早く始めて早く終わらせる。その先には、何の心配もなく、おせんべいも、肉も魚もなんでも安心して食べられる幸せが待っています。この幸せを手に入れるためには、まず第一歩を踏みだすことが必要です。応援しています。