2025/01/20
心を開く
こんにちは。今日は「心を開く」について書いてみたいと思います。こんな言葉を聞いたことがあります。「人の心はパラシュートのようなものだ。開かなければ使えない」これは英国の劇作家でジョン・オズボーンという人の言葉だそうです。(人生を動かす賢者の名言、池田書店参照)実にうまいことを言うものだと感心してしまいます。
人間の目というものは、顔についている目ともう一つ、心を見る目の二つがあるような気がします。人はこの二つの目というか、正確には4つの目で人を見ているようです。普段物を見ている目は、人の表情や声の調子、目の動きなどを正確にとらえて、その人間の実態を見ようとします。一方心を見る目は、話している内容や受け答え、内容に関する知識や見識、話の内容ごとに相手がどのような変化を示すか、などを分析しています。
人間社会は当たり前のことではありますが、一人では生きられず、誰かの力を借りて生きています。つまり他者とのつながりは生きる上で欠かせないものです。ところが人によっては、このことを自覚せずに、一人でも生きられると錯覚している人もいます。そのような人は、結局寂しい人生を送ることになります。心を閉ざしていたら、孤立感が増大してきたり、相手の人に拒絶していると誤解されたりして、その結果友情が生まれることはなく、もちろん信頼関係も生まれません。
反対に心を開いていれば、相手も心を開いてくれて、相互に信頼できる関係が生まれ、孤独から解放され、精神的安定も得られ、自分自身も他人の意見や価値観を受け入れることによって成長することにつながります。
さて、心を開くためにはどうすればよいのでしょうか?まずは、自分の良いこと悪いこと、恥ずかしいことなども正直に相手に伝えることから始まるような気がします。次に、他人を信じることが必要です。誰でも信じると危険ですから、信じるに値すると自分の心が判断した人に対してのみですが。また気に入らない相手であっても、一つや二つは良いところがあるはずですから、その良い点を探すことも必要な気がします。
心を閉じていたら誰も近づいてきません。仮に近づいてきても友達にはなれません。自分から自分の心の壁を取り除き、相手を受け入れる勇気も必要です。また騙されてもいいじゃないか、という心の余裕も欲しいですね。騙されても命までは取られないはずであり、その範囲内であれば。
見合いやその後の交際でもこれまで述べてきた心を開いたところから真の交際が始まるような気がします。またその先に幸せが見えるような気もします。
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JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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