2025/03/14
愚か者
こんにちは。今日は愚か者について書いてみたいと思います。昔何かの本で読んだのですが、昨日と同じ事をしていて明日違う結果を期待する人を愚か者と言うのだそうです。しかし、これは確かにこの通りなのですが、世の中で、明日から昨日とは違う何かを行なう事は簡単そうに思えますが意外に難しいものです。
朝起きる時間、会社に出掛ける時間、など一番身近な事でも、そう簡単には変えられません。これを実感することがあります。電車に乗ると、多くの人が毎日同じ電車の同じような場所、車両に乗っています。これを見ると、ちょっと安心します。と言うのは、多くの人が皆同じようなことを毎日繰り返している事がよく分るからです。自分だけが弱い人間ではないのです。
多くの人間は、明日宝くじが当って、お金持ちに突然なることや、会社でいつか出世して、大きなマンションに住むことなどを夢見ます。しかしこれは夢であって、これらが実現する確率は極めて低いものです。
そうだとすると、どうすればよいのでしょうか?何でも良いので、自分で具体的な計画をまずは頭に描いてみることから始めれば良いと思います。次に、いつまでに実現するかを頭に描くことも必要になります。いつだったかワタミの渡邊美樹社長が「夢に日付を」と言う本を出されていましたが、夢を夢に終わらせないためには、時間の概念を夢に取り入れることだと思います。更にその期限が決まったら、当たり前の事ですが、中学生の頃行なった試験の準備のように、今から1日どの程度の事をするべきなのかのおよその目安を作ることが必要になります。これが決まれば、後はひたす毎日毎日やり続ける事です。まずは1カ月、次は3カ月、その次は6カ月、またその次は12カ月、つまり1年という事になります。この程度続けてみれば、この方法で新しい自分に近づけるかどうかはある程度見当がつきます。ここでやってはいけない事があります。それは1年程度もやらないで、自分の方法は間違っていると勝手に結論づけて止めてしまうことです。たとえ間違っていても、1年程度は続けないと何も進歩は無いような気がします。愚か者にならないためには、自分が変わる計画と、しつこいと言われるほどの執着心が必要な気がします。
婚活はまさに今まで述べてきたことの代表的な例だと思います。自分がいつから変わりたいのか,それはなぜかを明らかにして、最後の最後まで諦めず初心貫徹の精神で突き進んでください。


JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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