独身者、そのままでいると早死にします

　こんにちは。今日は独身者が既婚者よりも早死にするというデータをいくつか紹介します。６７，０００人以上の成人を対象に婚姻状況と死亡率の関係を比較したデータがあります。（Journal of Epidemiology &Community Health(2006)

• 独身男性は既婚男性に比べて早期死亡率が３２％高い。
• 独身女性は既婚女性に比べて死亡率が２３％高い。

この理由として、社会的なつながりの希薄さが、死亡率を高めるリスク要因とされています。更に結婚している人は、配偶者との交流やサポートによりストレスの軽減や健康管理がされやすい事もその理由として挙げられています。社会的なつながりのある人は、孤立している人より５０％長生きする可能性があるという結果がでています。（Holt-Lunstad et al.（２０１０）、PLoSMedicine）

これらのデータから言えることは、長生きの為には社会的なつながりを持つことが最も大切であるということです。従って、結婚しなくても社会的なつながりの強い生活が実現できるなら結婚と同じような効果があるはずですが、結婚以外で同様の効果を望むことは極めて難しいことから一般の人には結婚することが最もわかりやすく実現性が高い行為と思われます。