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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/03/31

なるようになる

 こんにちは。今日は「なるようになる」について書いてみたいと思います。先日ある本を読んでいたら、一休和尚の遺言の話が出ていて、なるほどと思いました。その話というのは、一休和尚が臨終の時、「仏教が滅びるか、大徳寺が潰れるかというような一大事が生じたら、この箱を開けなさい。」と遺言して一つの箱を弟子に渡したそうです。それから何年かが経過して、大徳寺の存続にかかわる大問題が起きたそうです。にっちもさっちもいかなくなった時、一休和尚の遺言を思い出し、箱を開けることにしたそうです。するとその箱の中には、紙切れが入っていて、「なるようになる。心配するな」と書かれていたそうです。(ものの見方が変わる、座右の寓話、戸田智弘著、DISCOVER)

 さて、この「なるようになる」を我々はどう解釈したらよいのでしょうか?一般的な解釈は、色々考えても、物事はなるようにしかならないのだから、色々考えても意味はないと言う意味で理解します。もう一つの解釈は、自分はなすべきことをしたのだから、これ以上のことはできない。なるようになる事実を見届けるだけだという理解もあります。最初の解釈は実に他人任せの無責任さのようなものを感じますが、2番目のものは、かなり自分の存在を強く打ち出していて、積極性が存在します。

 現実的な対応として、多くの人々はどうしているかということになりますが、私のこれまでの人生を振り返ってみると、私はおよそこのような感じであったような気がします。試験などの際には、自分ができることについては意外にまじめに対応してきました。できる限りのことは実行して、後は運を天に任せるような姿勢だった気がします。これは試験だけでなく、世の中で起こることすべてに対して同じように対応してきたように思います。この私の姿勢を第三者的な見方で解釈すると、性格が臆病なところがあるので、後で後悔する自分を避けたいという心理が常に働いてそうしたような気がしています。

 世の中の事象には、自分で努力すれば、どうにかなる問題と、いくら努力しても全く変化のないものがあります。天気のことをいくら心配しても意味はありません。このようなことにこそ、なるようになると考えて、傍観し、運を天に任せる姿勢が正しい対応だと思います。しかし、自分の努力次第で変化する可能性のあることに対しては、自分のできる限りの努力をする、これが必要な気がします。一休和尚は、物事はなるようになるのだから、手を抜いても良いとは言っている訳ではなりません。できる限り手を尽くし、その上で無駄な心配をせずに、結果を待てと言っているような気がします。

 さて婚活について考えてみると、自分の努力次第でいくらでも道は開けるもののような気がします。できる限り手を尽くして、結果を待てと言うものではないでしょうか?私の婚活もいろいろ手を尽くしやっと何とかなったというものでした。なるようになる

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