2025/04/07
去る者日々にうとし
こんにちは。今日は「去る者日々にうとし」について書いてみたいと思います。このことわざをご存じでしょうか?これは昔から言われていることわざで、およそこんな意味です。死んでしまった人のことを次第に忘れていくように、親友といえども、遠く離れていたり、久しく合わないでいると疎遠になるという意味です。欧米でもこんなことが言われています。「out of sight, out of mind.」これは視界から見えなくなると、心も離れるという意味で、身近なやり取りがなくなると月日がたつにつれ忘れられ、縁遠くなるということです。日本でも欧米でも同じことが言われている訳であり、これは人類共通の心理だと言えると思います。
さてこれを踏まえて、男女のお付き合いをどうしたらよいかということになりますが、まずは自分自身がこの方と長く交際したいあるいはまだよくわからないが、しばらくは様子を見てみようと思う場合は、頻繁に連絡を取り合い、できる限り会う機会を多く持つことに全力を尽くすべきです。自分が仕事が忙しく、あるいは、家族の面倒を見なければならないなどの理由があって、頻繁に会えないような場合でも、何か工夫して間を開けずにメール、lineなどで連絡を取りあい、1週間に1度程度は会うべきだと思います。
これはお見合いの場合もどこかで偶然知り合ったような場合、あるいは今はやりのマッチングアプリで知り合った場合も、どの場合も、まじめに相手の方を考えている場合は、上記のようなことが必要です。
人によっては、連絡さえすれば、実際に会わなくても、愛情があることをお互いが確かめ合っていたら、それでよいのではないかと考える人もいるかもしれません。しかし、冒頭で申し上げました通り、人間の愛情というものは、実にもろいものであり、目の前にいる人と、遠くにいる人とでは、注ぎ込む愛情の量が異なってくるものです。遠くにいる人には、いくら愛情を伝えたくても、伝わりません。注ぎ込もうにも注ぎ込む対象が目の前にいないのですから。
さてこれらを総合し、特にお見合いで、その後お付き合いを開始する場合は、できる限り、頻繁にコンタクトし、自分の視界から外れる確率を低くしてください。この視界はスマホやPCで見る場合を除き、生身の相手を自分の目で直接見ることを意味しています。世界中共通している人間心理をよく理解した上でのお付き合いの仕方を実行して下さい。


JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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