2025/04/11
夢を持つ
こんにちは。今日は「夢をもつ」について書いてみたいと思います。子供の頃、学校で先生から、「夢を持たねばならない」、とよく言われたものです。昔の偉人の話などを聞かされて、夢を持ち続けたから成功したのだと言われました。子供でしたから、素直に人間というものはそのような生き物で、夢を描かねば成長もしないし、進歩もないなどと考えていました。 しかし、成長するに従い、夢を持つことの必要性は感じながらも、その夢の実現がいかに難しいことかを知り、小学生の頃のような単純な気持から、多少冷めた感じで夢を考えるようになりました。しかし、自分が描く夢や理想が自分を引っ張り上げてくれる力になることは信じていましたので、小さな夢はいつも描いておくことを自分に言い聞かせていました。
先日ある本を読んでいたら、最近は「夢を語る」ことが少なくなって来ていると書かれていました。最近の若者は賢くなって来ていて、実現性のない夢など描いても、それはどこまで行っても夢であり、意味は無いと考えるのでしょうか?その本には、脳科学者の養老孟司さんが指摘していることとしてこんなことが書かれていました。「若者には、『そう言うものだと思ってしまう』傾向がある」と。「自分にわからないこと」を「いつか分かるかも知れないから努力、辛抱しよう」とは考えず、わからない事でも、「そういうものだ」=「わからなくてもしかたがない」とその問題に対して「壁」を作ってしまうと言います。自分で問題を抱えて、未熟な自分を何とか高めようとするのではなく、「今の自分にはできない。そういう物だからもう考えない」と言う楽な方向に行ってしまうそうです。(なぜかボケない人のちょっとした習慣、斎藤茂太著、PHP文庫)
若者は伸びしろがまだ沢山あるにも関わらず、このように考えてしまう若者が多くいることは実に残念でありもったいないことです。年寄りになっても、僅かな夢でも常に描き、それに向かって努力を続ければ、進歩は期待できるはずです。しかし、若者でも何かを諦めた時には、進歩は止ります。何歳になっても、あまり楽な方向ばかりを目指さぬよう注意しようと思いました。
婚活の世界も同じです。夢を持ち続け、それに向かって必死の努力をしてください。夢は必ずかないます。


JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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