2025/04/18
チャンスをつかむ
こんにちは。今日は「チャンスをつかむ」について書いてみたいと思います。人間は誰でもチャンスをつかんで成功したいと思っています。ところがチャンスをものにできる人、できない人がいます。どうしてなのかよく分かりませんが、チャンスが近づいて来る時には、チャンスの顔をしておらず、むしろマイナスや危険な顔をしている場合が多い気がします。従って、普通の人は、そのチャンスから遠のいたり、避けたりして、積極的に向き合わない場合が多いようです。
ところが、マイナスや危険な顔をしていたものが、次の段階で変化し、また次の段階では更に変化し、また次の場面ではついにチャンスの顔に変わるような事がこの世の中には多いものです。このように思いもしない展開になり、成功に繋がる場合があります。私は最近色々な人の話などを聞いて、チャンスは簡単には来ないこと、チャンスはチャンスらしく見えない事、多くのチャンスは自分の心がけ次第で近づけることができる事、と言う原則が存在するような気がしています。
以前IPS細胞でノーベル賞を取った山中教授が、受賞式前の記者会見で述べられた言葉が印象的でした。若手の研究者へのメッセージとして次のように述べられました。「仮説に反する実験結果が出たことが何度もある。予想外の結果こそチャンスにつながる。」と述べられました。(2012年12月7日、日本経済新聞朝刊参照)仮説通りの結果である場合は、その仮説を証明しただけあり、何か進歩した訳ではありません。ところが、仮説に反する結果は、自分が想像していた事以外の事実が存在する事の証明にもなります。これは間違いなく進歩だと言えると言う事のようです。
チャンスはチャンスの顔をしていないので、常に顔で判断してはいけないという事のようです。どんな顔をしていようが、できるだけ物事から逃げずに正面から何度でもぶつかれば、その中には必ずチャンスがあるはずです。とにかく、逃げずに立ち向かいながら、チャンスを待つ姿勢が最も大切な気がします。
婚活でもこれと同じことが頻繁に起こります。見合いでは、多くのチャンスが巡ってきますが、そのチャンスを見逃してしまったり、自分の思い込みのみが正しいと信じて、せっかくのチャンスを逃がしてしまう場合もあります。自分自身の直観のようなものを信じることも必要ですが、様々な会話を通して、本質を見抜くことも必要です。また言葉を介してにじみ出る人間性を最終的にはチャンスをつかむ決め手にするべきだと思います。難しいことではありますが、自分の目と心の目、心眼の両面からチャンスを掴んでください。

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JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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