2025/06/13
男性の愛情の確認方法
最近、婚活をしていて、時々見合いなどをしている女性から相談を受けることがあります。どのような相談かというと、見合いをしてその後交際に入ったが、いろいろ話をして会っていると楽しいが、何度会っても同じような話の連続で、自分と会ってもらえているので、嫌われているとは思えないが、だからと言って好かれているとも思えない。どうすれば良いのかというような質問をされます。
私は最初に逆に質問することがあります。彼とデートをする頻度は毎週ですかと言う質問ともう一つは、どのようなところで食事をしますか?という質問です。更に食事の代金は彼が払いますか、という質問をします。
その答えは、毎週ではなく、2週間後であったり、不規則だと言う答えでした。また、食事をする場所は、高級なレストランではなく、ごく一般的な安いところだと言う答えでした。また食事代は、全額彼が払うわけではなく、彼の方が多く払ってはくれますが、その女性も一部を払うとのことでした。
これらを聞いた時に私は次のように彼女に説明しました。男性の女性に対する評価は色々な方法があります。まず一つは、言葉で、表現する方法です。極当たり前の答えですが、好きですとか、愛しているとか、言葉で表現する方法が一般的です。しかしこの言葉には、真実である場合と、真実ではない場合も含まれています。そこで女性としては、この言葉以外の現象から真実を確かめていく必要があります。
具体的に説明すると、まず男性が女性を好きになった場合には、普通のケースでは毎日のように会いたくなるものです。しかし、仕事の関係や自分の欲望をあまりに激しく表すことの恥ずかしさも伴うので、かなり抑えても毎週会いたいという気持ちになることが普通です。また食事をするレストランがあまりムードのない安めのレストランである場合は、男性は、相手の女性にそれほど気を使っておらず、万が一、そのレストランについてのクレームがついてもその女性を諦めれば良いと考えているように思えます。また、お金の一部を女性に負担させる行為は、若者の間では普通になりつつあるように聞いていますが、やはりその女性に対する愛情や思いやりが感じられません。
男性が女性に対して愛情を表現する手段はいくつかありますが、大きく分けると三つくらいでしょうか?まず一つは前述した言葉による表現です。もう一つは時間による表現です。男性が女性を愛するということは、頻繁に会いたくなって、毎日でも会っていたくなるものです。会えないまでもメールやLINEやその他の手段で、彼女と常につながっていたいと思うものです。もう一つは、お金による表現です。好きな女性を手に入れる為には、自分の財産が傾いても仕方がないと思う人も少なくないはずです。
このように考えて、女性から質問された対象の男性を再評価するとどのような結論になるのでしょうか?
答えは、その男性はお勧めできませんと言う答えになります。つまり一連の行動を見ても、女性とお付き合いする時には、上手く説明できませんが、ドキドキ感や抑えられない感情の起伏などを伴うものですが、この男性の妙に冷めた感覚からは、愛情やドキドキ感が感じられません。この意味からやめることをこの女性には勧めました。
多少古い話になりますが、ホンダの創設者の本田宗一郎さんの有名な言葉をご存じですか?それは、「惚れて通えば1000里も1里」というものです。好きな女性に会いに行く時には、たとえ1000里(4000キロ)離れていても、楽しくて、嬉しくて仕方がないので、たった1里(4キロ)程度にしか感じない。これが本当の男の心理です。

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JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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