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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/06/30

割勘

 こんにちは。今日は割勘について書いてみたいと思います。仕事が終わり、数人で近くの焼鳥屋や居酒屋に行ってビールなどを飲む機会が以前は多かったのですが、今はそのような機会も減り少々残念です。居酒屋に行くと最後にお勘定となりますが、基本は割勘ですが、私の方が若者たちよりは多少給料も多かったので、多少多く払うことが多かったようです。このような支払いについて、今の若者は基本的には割勘が多いそうで、それぞれが均等に支払うことが当たり前のようです。

 この割勘と言う言葉は、大正から昭和にかけて日本中に広まった言葉らしく、戦後は特に対等な付き合いと言う意味から若者やサラリーマンの間で一般的な慣習となったようです。

 高校生の頃、英語の授業で、割勘にするという英語を「go Dutch」と言うと習いました。当時はそうなのかと思っていましたが、よく考えると、「Dutch」はオランダなので、なぜ割勘とオランダが関係しているのか不思議に思いました。調べてみると、どうやら17世紀にイギリスとオランダは貿易や海上覇権をめぐって何度も戦争をしていました。当時オランダ人を嫌うイギリス人は皮肉や嫌味を含んだ言葉をいくつも作り、その言葉の一つが、割勘と言う言葉になったようです。この割勘と言う言葉は一見親切のように見えますが、自分の分しか払わないケチな野郎が行う支払い方だという意味が含まれているようです。

 しかし、現代では、特に若い人たちの間では、割勘が当たり前になっているようです。この割勘と言う方法は合理的に見えますが、その見えない部分には、お互いに貸し借りの関係を持ちたくないというドライな感情も含まれているようです。

 この割勘のことで時々もめることがあると聞いたことがあります。

婚活で見合いをしますが、見合いの際に使用するラウンジや喫茶店などの費用をどちらが負担するかでもめることがあるようです。見合いをする場所は、比較的高級なホテルのラウンジ、喫茶店などで行う場合が多いのですが、お茶代だけでも一人2000円程度かかる場合もあります。このような時に、男性が二人分の4000円を支払う場合が多くなりますが、これを拒否する男性もいるようです。お見合いが成立してお付き合いが始まるならまだよいのですが、断られるような場合は、無駄なお金となる訳で、このような男性からしたら無駄な支出であり、もったいないと思うのだと思います。

 しかし、女性側から見たら、今回の見合いの為にワザワザ指定の場所まで来て、時間を割いて見合いをした訳であり、この程度のお茶代を支払ってくれても良いではないか、と考える場合が多い気がします。また結婚相談所によっては、はっきりと、この種の費用は男性が負担することと明記されている場合も多いようです。

 更に、女性からしたら、この程度のお金さえも惜しむような人と結婚したら、日常生活でもかなり厳しい追及を受けたり、ケチケチ生活を強いられる可能性大と判断するはずです。そのようなことを想像すると、このようなことでもめることの愚かさを男性は知っておいて欲しいものです。

 男性としては、多少の見栄も張り、ゆったりとしたところを見せることが幸運を呼ぶ方法のような気がする。見合いばかりでなく、見合いがうまく進み、デートをするような場合も、男性はお見合いの時と同じ気持ちで相手の女性に接して欲しいものです。女性からしたら、自分に好意を持ち、愛情をもって接してくれる程度を図る一種のバロメーターとして男性の支払いを見ている場合もあるようです。

 

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