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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/07/11

婚活と経済力の関係(男性)

 婚活をしている男性は様々な悩みを持っているようです。その一つは経済力の問題です。女性がお見合いをする場合は、必ず相手の収入がどれほどあるのかを確認後、見合いに臨みます。女性は男性に比べて収入が少ないケースがほとんどですが、最近は昔に比べて女性の地位と収入は増えて来てはおりますが、やはりまだ男性と同等とは言えません。今後徐々に女性の地位と収入が上がっていくことは確かですが、男性と同等になるまでにはかなりの時間が掛かりそうです。従って、女性の場合は、見合いの前に、必ず相手の収入を見て、自分の希望に合っているかどうかで相手を決めているようです。

 この男性の収入は今時点の収入がベースになり、将来退職後の年金などにも影響が及びますので、女性が真剣にこの収入を重要視する気持ちはよくわかります。また結婚して子供ができた場合にも、人並みの教育を受けさせる場合は、大学までの費用として数千万円のお金が必要になります。更に結婚後二人で住む場所を確保せねばなりませんが、東京23区内に住む場合は、莫大なお金が必要になります。当面の間は賃貸でしのぎながら、将来はマンションをローンで購入する計画なども立てたいところではありますが、新築の場合は1億円以上となりますので、普通の男性は郊外か、千葉県、埼玉県、神奈川県などの比較的安く手に入る場所に確保することになります。

 このように現実と自分の収入を見比べて、結婚を諦める人も多いようです。しかし、ここで収入が本当にネックになって結婚できないかどうかを確かめてみる必要があります。自分の収入がいくらあるのかをまずは明らかにする必要があります。

 収入が会社からもらう給与のみか、あるいは自社の株式などの購入があり、それの配当などもあるかもしれません。また人によっては、日本国内か海外にいくらかの投資をしている場合もあります。更には、1Kなどのマンションなど不動産収入がある人もいます。それらを全部合わせると自分の年間収入はいくらになるのかをまずは棚卸してみましょう。その収入で当面は生活できますが、結婚した場合にはその金額で足りるのかどうかを検証してみる必要があります。理想的には、自分の収入のみで二人が生活できればよいのですが、できない場合は、実際に今の収入以外に月々いくらの収入があれば二人で生活ができるのかを明らかにしておく必要があります。

 この収入のベースを明らかにしておくことで、結婚相手をかなり収入面で明確化できます。相手の女性が月々20万円の収入があれば、充分生活できるのであれば事情を話してそれを了解してもらえるなら結婚も可能になります。

結婚後二人で相談して、二人の収入からいくらかでも貯金するなどで財産を増やすことも可能です。更には、人間はいつまでも若いままでいられる訳ではありませんので、65歳を過ぎてから、年金で二人が生活できるのかどうかも確認が必要です。男性の会社員の場合は、普通は、厚生年金と国民年金の2階建てでもらえますが、普通の場合は月に17,18万円程度です。奥様になる方がどのような人なのかによって年金額は異なりますが、普通の場合は国民年金のみの5万円程度が一番多いケースです。これを合わせると、18万円プラス5万円ですから23万円程度です。これで生活できるかどうかを考えるとかなり厳しいものがあります。仮にさらに月に7万円程度が必要である場合は、65歳から二人とも85歳まで生きると仮定すると、7万円X12カ月X20年=16.8M¥となり、17M¥程度の貯蓄が必要になります。

 また今後定年になる時期も65歳、70歳とかなり長くなることが予想されますが、これをうまく使って60歳以降の収入を増やすことを真剣に考えてください。

 結婚後の当面の生活と65歳以降の生活の両面から計算してみて、多少の倹約と二人の努力で乗り越えられそうなら、結婚しても問題はないでしょう。漠然とした経済的不安から一歩突っ込んだ現実味のある心配に切り替えができれば、もう先が見えてきますから大丈夫でしょう。

婚活と経済力の関係(男性)
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JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)

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