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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/10/27

晩婚化・未婚化対策をどう考えるか、日本の未来と結婚の価値

 こんにちは。今日は晩婚化・未婚化対策について考えてみたいと思います。近年、日本では結婚する年齢がどんどん遅くなり、結婚そのものを選ばない人も増えています。これは少子化と直結し、人口減少、経済力の低下、さらには国の存続にも関わる大きな問題です。


晩婚化・未婚化の現状

 2025年6月2日の読売新聞によると、「国や自治体が晩婚化・未婚化に積極的に対策を講じるべきだ」と答えた人は全体の75%に上るそうです。特に既婚の18~39歳では82%もの人が「国や自治体の積極的な取り組みが必要」と考えているとのことでした。

具体的な対策では「子育てや教育にかかる費用の支援」が65%で最も多く挙げられています。また、晩婚化や未婚化の背景には「雇用形態や賃金水準などの経済的不安」が大きく影響していると答えた人が82%に達している点も注目されます。


国の対策だけでは限界がある

 確かに今の時代、子育てが難しく感じられる状況はあります。教育費の増大、共働きでも生活に余裕が持てない現実など、若者が結婚に踏み出せない理由は明確です。国や自治体が支援を強化することは不可欠でしょう。

しかし、それだけでは十分ではありません。歴史を振り返れば、どの時代も生活は決して楽ではなく、親や祖父母の世代は数々の困難を乗り越えて子どもを育て、国を成長させてきました。だからこそ、私たち一人ひとりが「国や自治体に頼るのではなく、自分の力で家庭を築く」という気概を持つことも大切なのです。


結婚に対する誤解をなくす

 さらに重要なのは、若者が持っている「結婚に対する誤解」を正すことです。
「結婚すると自由を奪われる」「家庭は重荷になる」といった偏ったイメージが広がっています。しかし実際には、結婚は幸福感や安心感をもたらし、人生を豊かにするものであり、研究によれば長寿にもつながると言われています。

大人世代がこうした「結婚の本当の価値」を若者に伝えることは、晩婚化・未婚化を食い止める大きな力になるはずです。


婚活を通じて未来を拓く

 晩婚化・未婚化対策の一環として、婚活の重要性はますます高まっています。結婚相談所や婚活イベントを通じて多くの出会いの場が提供されていますが、最終的に大切なのは「結婚の価値に気づき、一歩を踏み出す勇気」です。

結婚は決して義務ではありませんが、人生を共に歩む相手と出会い、家庭を築くことでしか得られない幸せがあります。個人の努力と社会のサポート、その両輪がかみ合うことで、晩婚化・未婚化問題は少しずつ改善していくでしょう。


まとめ

 晩婚化・未婚化は、日本の未来を左右する重大な課題です。

  • 国や自治体の支援強化
  • 個人の自助努力と強い気概
  • 結婚に対する正しい理解の普及

この3つがそろって初めて前進できます。結婚は人生を豊かにし、社会を支える大切な基盤です。私たち大人がその価値を伝え、若い世代に勇気を与えることが、未来への最大の投資になるのではないでしょうか。

晩婚化・未婚化対策をどう考えるか、日本の未来と結婚の価値