2025/11/10
婚活疲れた―最初の壁をどう乗り超えるか?
婚活を始めたばかりの頃、多くの人は「明日にでも理想の王子様が現れるかもしれない」と心を躍らせます。ある女性会員も同じでした。登録すると毎日のようにお見合いの申し込みが届き、「意外と早く結婚できるかも」と自信を持っていたそうです。
しかし現実は、そう甘くはありませんでした。
最初の出会いで見えた現実
入会して最初の月、彼女は2人の男性とお見合いをしました。
- 1人目は37歳の公務員
堅実で誠実な性格。ただし真面目すぎて、彼女には「一緒にいて楽しい」とまでは感じられなかったそうです。 - 2人目は40歳の会社員
イケメンで魅力的ですが、金銭感覚に不安があり、将来を任せるには心配な点がありました。
結局、どちらの交際も3回のデートで終了。次のチャンスを求めて再び婚活を続けました。
期待と落胆の繰り返し
翌月のお見合いで出会ったのは、40歳のシステムエンジニア。彼女は自分でも「イケメンに弱い」と自覚しており、心惹かれました。しかし彼には他にも交際中の女性が2人いて、最終的に別の相手を選ばれてしまったのです。
その瞬間、彼女の中で婚活に対する夢や希望はしぼんでしまいました。「婚活は素敵な出会いの連続」というイメージから、「思い通りにいかない現実との戦い」へと変わってしまったのです。
「婚活疲れた」と感じる時
相手に断られる経験は、誰にとっても大きなショックです。とくに最初の頃は、心に深く突き刺さります。しかし、婚活の世界では決して珍しいことではありません。
実際に多くの人が、この段階で「婚活疲れた」と感じます。これは、婚活を続ける上で誰もが通る最初の関門なのです。
婚活疲れを乗り越える3つの視点
では、どうすればこの「婚活疲れ」を乗り越えられるのでしょうか。
- 理想と現実のギャップを理解する
結婚はゴールではなく、その後の人生を共に歩むスタート。条件や見た目だけでなく、価値観や生活感を重視することが大切です。 - 断られることを自分の価値と結びつけない
相性が合わなかっただけで、自分の価値が下がるわけではありません。気持ちを切り替え、次のご縁に進む姿勢が必要です。 - 気持ちを整えながら前に進む
婚活は短距離走ではなくマラソン。疲れたら少し休み、心をリセットしてから再チャレンジすることで長く続けられます。
まとめ
婚活は決して生易しいものではなく、ときに「いばらの道」と感じることもあります。しかし、その道を乗り越えた先には、確かに幸せな結婚生活が待っています。
「婚活疲れた」と思った時こそ、自分の心を整え、再び一歩を踏み出すタイミングです。続ける勇気こそが、未来の幸せにつながるのです。

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JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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