2025/11/17
婚活に学ぶ「一と十の関係」
こんにちは。今日は「一と十の関係」について、婚活の視点から書いてみたいと思います。
瀬戸内寂聴さんの言葉に、次のようなものがあります。
「人は、不幸のときは一を十にも思い、幸福のときは当たり前のようにそれに馴れて、十を一のように思います。」
(『人生を動かす賢者の名言』池田書店)
この言葉は、婚活を経験した人なら誰でも「なるほど」と感じるのではないでしょうか。
小さな不安を「十」にしてしまう婚活
婚活をしていると、ちょっとした出来事に心が大きく揺れることがあります。
- 返事が来ない
- デートがうまく盛り上がらなかった
- 相手の言葉に傷ついた
本来なら「一」に過ぎない出来事なのに、心の中で「十」に膨らませてしまい、「私はもうダメかもしれない」と落ち込んでしまうのです。私自身もそうでしたし、多くの会員さんからも同じ話を聞きます。
しかし大切なのは、その「十」に思える不幸を一度冷静に見つめ直すことです。本当に十なのか、それとも一を大きく見てしまっているだけなのか。気持ちを整理すると、再び前を向く力が出てきます。
当たり前に見える「十」の幸せ
一方で、婚活が順調に進んでいるときには、「十」に相当する幸福があっても、それを「当たり前」と思ってしまうことがあります。
- 見合いの申し込みが届く
- デートの約束ができる
- 誰かが自分に興味を持ってくれる
これらはすべて「十」の価値を持つ出来事なのに、「まあ普通のこと」と受け流してしまう。気づかないうちに「十を一」と思い込んでいるのです。
婚活を続ける勇気を持つために
私自身、過去に病気で人生のどん底を経験したとき、「一を十」にして絶望していました。しかし最後には、そこから抜け出す方法を見つけ、生きる道を選びました。
婚活も同じです。小さな不安に大きく揺れることはあっても、人は必ずそこから抜け出す力を持っています。そして、日常の中にある小さな喜びを「十」として受け止めることができれば、婚活はぐっと楽になるはずです。
まとめ
婚活中は「一の不安を十に思い込み」「十の幸せを一と見過ごす」ことが多いものです。
だからこそ――
- 不安は必要以上に大きくしない
- 小さな幸せも当たり前と思わず、しっかり受け止める
この心構えが、婚活を前に進める大きな力になるでしょう。
今日から「一と十の関係」を意識して、あなたの婚活に活かしてみてください。

JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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