2026/02/06
倒れるまで追い求めない婚活──本当に幸せな結婚とは何か
こんにちは。今日は、婚活と結婚を考える上でとても示唆に富む「倒れるまで」という考え方について書いてみたいと思います。
この話は、座右の寓話(Discover)に紹介されていた寓話が元になっています。
昔、インドに一人の修行者がいました。王様に気に入られ、褒美として「望みのものを何でも与えよう」と言われた修行者は、「寺を建てるための土地が欲しい」と答えます。すると王様は、「休まず走り続け、倒れた場所までをお前の土地にしよう」と提案しました。修行者は一日中走り続け、限界を超えてもなお走ろうとし、最後は杖を投げて「そこまでが私の土地だ」と叫んだといいます。
この話は、婚活にも驚くほど当てはまります。
婚活に潜む「もっと、もっと」の罠
心理学には「快楽の踏み車」という言葉があります。欲しかったものを手に入れても、すぐに慣れてしまい、さらに強い刺激を求めてしまう心の仕組みです。
これは幸福感にも同じことが言えます。
婚活でもよく見られる光景です。
•もっと年収が高い人
•もっと若い人
•もっと条件の良い人
•もっと自慢できる結婚
気づけば「理想の相手」を追いかけて、倒れるまで走り続けてしまう。けれど、どこまで行っても「ここで十分だ」という線を自分で引かなければ、婚活は終わりません。
比べる婚活から、感じる婚活へ
人はどうしても他人と比べてしまいます。しかし、結婚は競争ではありません。他人と同じ人生を生きる必要もありません。
婚活で大切なのは、「他人より上か下か」ではなく、「自分にとって心が安らぐかどうか」です。
仮に大きな収入や資産があっても、それだけで幸福を感じ続けられる人は多くありません。数字や条件は、やがてただのデータになります。
本当に幸せを感じる瞬間とは
多くの人が、後になって思い出す本当の幸せは、案外ささやかなものです。
家族で食卓を囲み、今日あった出来事を話し、誰かが笑わせてくれる時間。疲れて横になった布団の中で、ぬくもりを感じながらうとうとするひととき。
結婚生活に求めるべきものも、実はそこにあります。
•一緒に食事をして
•何気ない話をして
•ほっと力を抜ける相手
これこそが、条件では測れない「結婚の幸福」です。
倒れるまで探さない婚活が、良縁を引き寄せる
婚活で大切なのは、倒れるまで走り続けることではありません。
「ここが自分にとっての幸せの場所だ」と、自分で線を引けることです。
もっと、もっと、と追い求める婚活よりも、
少し暖かく、少し安心できる相手を大切にする婚活。
その視点を持てたとき、結婚は目標ではなく、自然な居場所になります。
幸せとは、積み上げるものではなく、気づくもの。
倒れるまで探さなくても、あなたの足元にあるのかもしれません。

JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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